その3
「自然を守ろう」と集票の為に嘘をつく人たち。〜廿日市市(はつかいちし)の細見谷問題の大嘘〜
広島県廿日市市に巻き起こった「細見谷」自然破壊問題。
一昨年くらいまではテレビでもやっていたが、今は、ピタリと報道は静かになった。
問題を整理すると、細見谷という渓谷に林道が建設される。
それが「自然破壊だ」と反対する団体が多数あらわれました。
しかし、その林道建設は地元住民の願いだったのです。
「細見谷」と検索すると、未だ、「〜〜を守る会」など山盛りで出てきます。
「細見谷を守ろうカレンダー」(一部1000円)まであるらしいですよ。
よい活動費捻出ですね。ほんと。
めでたい。
今、私が、細見谷林道建設反対派をひとことで黙らせてやりましょう。
細見谷は原生林です。自然環境は守らなければならない。
細見谷という区域はこの辺りを言います。
(かなり大きめに図示しています)
今回、開発中なのは、ここにすでにある十方山林道の一部です。
(矢印部の林道です)
なんと、林道が開発されるのは
細見谷ではないのです。
つまり、細見谷開発問題とは、
問題自体が虚構であるため、
市は困惑するしかないのです。
開発されるのは十方山林道という林道のごく一部です。
(上記リンク先では土砂崩れや倒木などがある、と明記されています)
それにマスコミも気づいたのか(気づいてないのか)、報道は鎮火しました。
しかし、ここに来て「細見谷林道」についての訴訟が起こります。
原告の代表は「K」という男です。
裁判で「細見谷林道建設絶対反対」と主張すると、
工事が行われるのは、実は細見谷ではなかったとバレてしまうので、
ヤツらはお得意の「すり替え」を行います。
「生きものたちの森・細見谷渓畔林訴訟」という噴飯もののタイトルの訴訟ですが、
なぜか、監査請求を申し立て。
監査請求とは違法若しくは不当な財務会計上の行為を監査させる請求なのに。
もちろん、十方山林道建設は違法でもなんでもありません。
もちろん、請求は「棄却」。
次にこの人たちが行ったのは、「大規模林道受益者賦課金の公費助成」の違法性
それも、たった214万円の違法性をついた
(他に見つからなかったんでしょう)
住民訴訟を行います。
広島県の地元住民の願いで始まったこの林道建設ですが、
なぜか、弁護団の代表は札幌の人です。
あなた、何の関係があるんですか!??
そして恐るべきことが起こる。
この細見谷訴訟の原告代表は「K」という男だ。
2007年の広島県議選、
原告の代表の「K」の娘が選挙に立候補した。
(どういう事情があるのかは知りませんが、実際に原告の代表の娘さんが立候補したのは事実です)
当然、理知に富んだ市民の投票により落選したが、なんと1万票も獲得。
はっきり言いたいことがある。
「自然・環境を守れ」というテーマ、
言葉を政治利用するな。
大規模林道開発問題を作り上げ、
「林道建設反対」と言いながら、
訴訟はたった214万円の違法性を訴えるのみ。
次に、自分の娘が立候補する。
なんという茶番劇だろう。
これ、おい、どうだよ。
可笑しいと思わなねぇか?
間違っていると思わねぇか。
あとは、みなさんでお考えください。
世界で一番弱き者は何か、こういう真実を知らない情報弱者だと、僕は思います。
と、書きましたが、中にはこの「細見谷林道」の経緯を知らないで
純真無垢な気持ちで「自然を破壊するのはよくないことだ」と思い、
K氏の娘に投票した残念な方もいらっしゃると考えます。
K氏の娘さんのHPを閲覧しまいたが、大変真面目な方のようです。
ひょっとしたら、この「細見谷の真実」を知らないのかも知れない。
かわいそうだ。
しかし、最も恐ろしいことは、無知を認めない、無知を知らないということです。
あなたのその無知な脳髄から出る意見により、地域はことごとく破壊されるでしょう。
そのことを努々お忘れなきように。