その1
「細見谷の林道開発は周辺環境を破壊する」という大虚構!
*細見谷とは、広島県廿日市市吉和に存在する渓畔林群である。
グーグルで細見谷と検索すると、出てくる出てくるバカのページが。
ご丁寧に大会まで開かれていますね。ほんと頭が下がります(がっくりして)。
彼らの主張をまとめると、
「(自然保護なんちゃら学者の見地からして)
細見谷は有数の自然が残っている。
そこに道路を通すというのは自然破壊だ!反対!」
である。
私は、細見谷林道建設の経緯を知っていたため、
「また、何でも反対すれば良いと思っているバカが騒いでいる」と楽観視していたら、
恐ろしいことに彼らの主張が本道になり、本当の細見谷建設の由来が掻き消えていた。
おそるべし、市民の無知。
あろうことか、広島県西部の民主党の国会議員のマニフェストにさえ
「細見谷林道建設即時中止!」など載っており、我が目を疑った。
そしてその国会議員はそのマニフェストを掲げ、当選。
以後、完全に風が変わった。
そして、県西部の町会議員や市会議員レベルでも、こういう者が現れた。
「細見谷林道建設反対!」と。
たしかに、自然保護団体と革新系の政治というものの繋がりは長く、深いものがあり、
グーグルで「林道」という言葉を検索して出てくるのは、
「無能な国家の蹂躙により、自然破壊が行われている!」という主張。
私はそのすべてを論破することはできないが、今回は違う。
「細見谷建設反対」という愚を主張している、さまざまなページでは
意図的に「地域住民」という政治に最も重要なキーワードが外されている。
そして、「細見谷」というものを神格化し、まるで「そこに住民はいない」ことにしている。
しかし、細見谷に住人はいる。
そこで生活している人がいる。
今回の細見谷林道建設に至る経緯で最も重要なのが、
「細見谷の周辺住民からの要望で開発が始まった」
ということである。
あるHPには「奇跡的に残った原始林」という書き方をされていた「細見谷」だが、
上流にはキノコを栽培している農家などがあり、
毎日細見谷の川沿いをトラックで往復する必要がある。
以前はもともとあった土の道を往復していたが、
トラックの通過の振動で土が崩れ、川に堆積し始めた。
そのため、当時の吉和村はそこに砂利をひき、応急処置。
積年の車の通行で、さらにその砂利が川に落ち、川幅が狭くなった。
そのため、近隣住民が
「このままでは自然が壊れてしまう。
なんとか舗装してもらえないものだろうか」
と要望が出たため、今回の開発が始まったのである。
私をはじめ、近隣住民は困惑している。
*吉和村はその後、廿日市市に合併。
地域住民が賛成している「自然を守るための開発」なのに、
まったく無関係な場所からやってきたエセ政治運動家たちが反対して
現在も工事は進んでいない。
(細見谷のきれいな写真はこちらから)
私は、細見谷の自然を守るため、即刻、細見谷に林道を建設することを望んでいます。
これ以上、細見谷という地域の貴重な自然を
政治利用するのはやめてくれ!!
ほんとうに!
と、書きましたが、中にはこの開発の経緯を知らないで
純真無垢な気持ちで「自然が破壊されるのはよくないことだ」と思い、
「細見谷林道建設反対!」していた方もいらっしゃると考えます。
しかし、最も恐ろしいことは、無知を認めない、無知を知らないということです。
あなたのその無知な脳髄から出る意見は政治利用されています。
そのことを努々お忘れなきように。